【一次情報】B2C　スイミング施設（複合施設だがスイミングに特化）　B社サイト　SEO対策しないWebサイトの各数値はぶっちゃけこんな感じ

2020年6月17日

どうも～。サイト管理人の助六です。

この記事を読むと下記のようなことが分かります。

今回は、スイミング施設を営んでいる会社のサイトがSEO対策などを行わなずに素で運用した場合、サイト内の各数値はどんな状態になるのかをお伝えしていきたいと思います。

Google Analyticsは計測データを公開してはいけないという規約があります。

だもんで、Google Analyticsとほぼ同じ内容の数値が取れるトラッキングツールを自作しました（色んな計測モジュールを泥臭く繋ぎ合わせてるんで、アナリティクスのようにスマートにはいきませんけどねｗ　Googleはやっぱりスゲーよ）。

今回も、その自作ツールにて計測した数値をクライアントさんの承諾を得て、身バレしないレベルである月の月間（2019年）の概算値などを公表します。ぶっちゃけね、SEO対策とかしてなかったらこんなもんよ。参考になればと思います。

↓ 興味あるところから読んでくだされ～

ユーザー数

ユニークユーザーを指します。2019年4月の数値は約840UUというところです。

セッション

セッション数ですね。Googleの仕様に寄せて、30分で1セッションというカウント方法にしています。

約1,200セッションです。

ユーザーあたりのセッション数

1ユーザーあたり、平均でどのくらいのセッション数があったのかを指します。

約1.43セッション／ユーザーくらいです。

ページビュー数

Webサイト内の各ページについて、1か月間でどのくらいのページ数を閲覧したかですね。

約4,000PVくらいです。

ページ/セッション

1セッションあたり平均で何ページ閲覧したかですね。

平均3.33ページ／セッションです。まぁまぁ見られてますね。

平均セッション時間

約1分2０秒くらいです。　

スイミング施設とかは所在地の住民がリピーターになる確率が高いです。よって、新着情報などリピーターが普段必要としているページは決まり気味になっているので、滞在時間は比較的短い傾向にありますね。後述しますが、このサイトは特殊なので直帰率は良好だけれどもセッション時間は短いです。

直帰率（全体）

“直ぐに帰ってしまう割合"のことです。最初の1ページ目でユーザーが離脱してしまった割合を示すもので、サイトテーマとユーザーとのニーズにミスマッチが起こると、この値が高くなる傾向にあります。

ただし、この数値は低いほうが良さそうに思えますが、実は一概には言えません。例えば、何度もサイトに訪れているユーザーは、自分の見たいページがサイトのどこかの1ページだった場合、そのページを見て満足して、そのままサイトを離脱してしまうので、直帰率という切り口では、増加してしまうのです。

なので、直帰率を見るときは、新規ユーザーとリピーターの割合にも着目したほうがいいですよ。

ちなみにB2Bサイトの直帰率の平均（助六調べ）は約52%、B2Cサイトの直帰率の平均は約47%ってとこです。C2Cとかだと、70％台とかでも普通ですよ。

普段のサイト直帰率（全体）の推移を月ごとに確認して、直帰率が劇的に高まったら、各ページの直帰率を見て、大幅に変動のあったページに着目すると、直帰率の悪化原因が分かりやすいです。

長くなりましたが、当サイトの直帰率（全体）は約32%です。

当サイトは、前述の直帰率の傾向があまり当てはまりませんでした。

なぜかというと、このサイトの新着情報が全部で4つほどあるという特殊な作りとなっているからです。

通常、一つの建物内に様々な施設（例えばプールやフィットネスルームや武道場など）があったとしても、新着情報部分は一つにまとめられて表示されますが、同サイトは建物内にある各コーナーによって、新着情報ページが分かれているために、リピーターも一度のサイト訪問で複数の新着情報ページを確認する傾向（プールだけでなく建物内の他の施設も利用する傾向が強い）があるのです。

新規ユーザー

ユーザー数ベースでなく、セッションベースでの新規ユーザー数です。

約620セッションです。

リピーター

こちらもユーザー数ベースではなく、セッションベースで計測しています。

約580セッションです。

都道府県

ユーザー数ベースでランキングをし、割合を出しております。同社は本社が東京で、製造工場が関東圏にいくつか散らばっております。

話は戻りますが、割合としては、

1位：東京都　約75％

2位：神奈川県　約11％

3位：埼玉県　約7％

です。

4位以降もありますが、省略してます。なので1~3位を足しても100%にはなりません。

ブラウザ

サイトに流入してきたユーザーが使用しているブラウザのランキングを見てみると

1位：Safari：約35％

2位：Chrome：約30%

3位：Internet Explorer：約12%

でした。

4位以降もありますが、省略してます。なので1~3位を足しても100%にはなりません。

OS(オペレーティングシステム）

サイトに流入してきたユーザーが使用しているOSのランキングを見てみると

1位：iOS：約40％

2位：Android：約30%

3位：Windows：約25%

でした。

4位以降もありますが、省略してます。なので1~3位を足しても100%にはなりません。

接続デバイス

大まかな割合を見てみると

スマホ：約69％

パソコン：約27％

タブレット：約4％

となりました。

B2Cサービスなので、やはりスマホ閲覧の割合は大きいですね。

ユーザー属性（性別）

接続ユーザーの割合を見てみると、

男性：約55％

女性：約45％

となり、やや男性ユーザーの接続割合が多いです。

ユーザー属性（年齢）

ここもGoogleの仕様に合わせて10歳刻みで計測しています。

1位：35－44歳　約30％

2位：25－34歳　約28％

3位：45－54歳　約18％

4位：55－64歳　約8％

5位：65歳以上　約9％

6位：18-24歳　約7％

という結果です。他のサイトの年齢分布よりもばらつきがあり、バラエティーに富んでいることが特徴です。通常、10歳刻みで4層くらいの計測が7、８割くらいなのですが、当サイトは6層にわたり多様なセグメントがサイト閲覧をしているようです。

また、当サイトは35-44歳の層と25-34歳の層がほぼ同じくらいの割合で閲覧をしております。

インタレスト

サイトを閲覧しているユーザーどのようなジャンルに興味があるかを計測しています。まぁ参考までに。

1位：スポーツ＆フィットネス/スポーツファン

2位：ライフスタイル＆趣味/緑の生活愛好家

3位：ライフスタイル＆趣味/アウトドア愛好家

4位：メディア＆エンターテインメント/テレビ愛好家

5位：フード＆ダイニング/料理愛好家/ 30分シェフ

参照メディア（集客）

集客にどのような方法をとっているかを計測しています。

1位：Google　自然検索　約35%

2位：ダイレクト（URL直打ち・お気に入りなど）　約24％

3位：Yahoo　自然検索　約20％　

4位：地元のポータルサイト　約3％

5位以降もありますが、省略します。

Google検索エンジンによる自然検索に優位性がありますね。リスティングをかけるとしたら、Googleが適してるかもですね（得意分野を伸ばすというのが定石）。

また、ダイレクトからの流入が多いですね。サイトの実力はダイレクト検索がいかに多いかとも言われていますので、ダイレクトでの流入割合が高いのは非常に良い傾向です。

当サイトは地域に根ざした施設のサイトなので、その地域のリピーターからサイトをお気に入り登録されている率が高いのだろうと思われます。

コンテンツ

コンテンツの人気度をページビューの多い順でランキングし、何となくの割合を出しています。

1位：トップ　ページ　約35%

2位：施設紹介　ページ　約12%

3位：新着情報（施設のコーナー１　スケジュール）　ページ　約9％

4位：新着情報（施設のコーナー２　スケジュール）　ページ　約6％

5位：スタッフ紹介　ページ　約4％

6位以降もあります。なので、1位ー5位の割合を足しても100%にはなりませんのでご認識を。

前述したように、当サイトは新着情報がコーナー別に複数に分かれております。また、リピーターの割合も多いので、コーナーの新着情報に閲覧が集まっている傾向にありますね。

また、サイト閲覧は施設利用者がほとんどですので、通常のB2Bコーポレートサイトなどに見られる会社案内ページの閲覧集中などは発生していないですね。

ランディングページ

ランディングとは”着陸”の意味です。検索結果などから一番最初に着陸したページをセッションベースでランキングし、何となくの割合を出しています。

1位：トップページ　約66％

2位：施設紹介　ページ　約12％

3位：新着情報（施設のコーナー１　スケジュール）　ページ　約6％

4位：新着情報（施設のコーナー２　スケジュール）　ページ　約4％

5位：新着情報（施設のコーナー３　スケジュール）　ページ　約3%

こちらも、6位以降もあります。なので、1位ー5位の割合を足しても100%にはなりませんのでご認識を。

おわりに

いかがだったでしょうか？SEO対策しないスイミング施設サイトはぶっちゃけこんなもんです。

またお会いしましょう~